エジプトが穀物の輸出を禁止すると発表したことにより、農業株が引き続き強い勢いを示しており、新希望、亜盛グループなどが相次いでストップ高となっています。では、国内の農産品輸入への依存度は実際にどれほどなのでしょうか?真格量化から以下の統計表を共有します:
表に示されている輸入への依存度については確証が持てませんが、主要な輸入国と輸入割合のデータを商務省が公表している輸出入月次統計報告(残念ながら、2019 年のデータは 1 月から 5 月までしかありませんでした。。。)と大まかに比較しました。真格量化のデータは実際の状況を大まかに反映していると考えています。
このように、稲、米、小麦、トウモロコシなどの主要な穀物の供給源に対する輸入への依存度はそれほど大きくありません。特に稲と米は、商務省の 2018 年 12 月の輸出入月次統計報告によれば、わずか 9 万ドル(2018 年 1 月から 12 月)であり、前年同期比で 50%減少しています。また、2019 年 5 月の輸出入月次統計報告では、稲と米は空白項目となっています(非常に少ないと理解しています)。輸入への依存度が高い農産品はおそらく大豆であり、商務省の 2018 年 12 月および 2019 年 5 月の輸出入月次統計報告によれば、大豆の輸入額はそれぞれ 380 万ドル(2018 年 1 月から 12 月)と 132 万ドル(2019 年 1 月から 5 月)であり、他の農産品と比べてはるかに高いです。
したがって、海外のパンデミックは農産品の輸入に対する影響はそれほど大きくないと考えられます。ただし、短期的には投資家の心理や市場に影響を与える可能性があるでしょう。